学習交流会 | 野党統一候補アピール集会

2019.1.12 ニュースレター特別号 3月3日野党統一候補アピール集会呼びかけ

 集会では、法政大学教授で全国市民連合共同代表の山口二郎氏が「2019参院選の課題と市民・野党結集の道筋」と題して講演し、参加した約60人の市民が今後の運動の方針について意見交換しました。

 山口氏は講演の中で「自民党の素早い立ち上がりと野党の出遅れ感はぬぐえない。一人区だけでは改憲勢力の3分の2の壁を崩すのは難しい。大都市の複数区でも改憲阻止勢力が議席を確実に取っていくことが重要だ。複数区おける野党の選挙協力は難しい壁が多々あるが、市民と野党の協力に工夫を凝らし乗り越えていこう」と呼びかけました。

※山口二郎氏、講演プレゼンテーション資料

 講演に先立って、連帯兵庫みなせんの松本誠・代表世話人が「みなせんアピール」発表後の取り組みの経緯を報告し、「統一地方選が終わる4月下旬以降には、野党統一候補への調整作業を本格的に始めたい。兵庫選挙区では何としても野党議席の奪還を図るよう、市民と野党が協力して成果を挙げる道筋を探っていきたい」と呼びかけました。

 質疑応答と意見交換の中では「衆参同日選も視野に入れた中で、野党統一候補の具体化を図ろう」「女性候補をもっともっと多く押し出していこう」「候補者の一本化だけでなく、より当選可能な候補を重点的に支援していく取り組みも考えよう」など、これからの具体的な取り組みについての提起が数多く出されました。