2024総選挙および兵庫県知事選へ向けてのアピール

New! 連帯兵庫みなせんアピールを発表するにあたって

 明日10月15日に衆院選が公示されます。
 また、兵庫県では衆院選投票が終了した直後の10月31日に知事選が告示され、11月17日の投票日へ向けて兵庫県政史上、画期的な知事選になります。

 連帯兵庫みなせんは2015年秋に発足以降、安倍・菅政権の転換をめざして「市民と野党の共闘」を兵庫で進めるために取り組んできました。
 2011年秋の衆院選を最後に、国政における立憲野党が共闘して選挙協力を進めて政権交代をめざすという「市民と野党の共闘」路線が揺らぎはじめて、今回の衆院選では政党自らがその可能性を追求することに背を向けて、一部選挙区を除いて野党同士が競合する残念な状況に至っています。
 とくに野党間の共闘の土壌が脆弱だった兵庫県では中央のこのような動向の中で、連帯兵庫みなせんが「候補者調整」を呼び掛ける余地がないことが明白になりました。
 前回選挙以降、世話人会は断続的に協議を重ねながら市民と野党の共闘の可能性を探ってきましたが、9月の与野党代表選挙、10月1日の臨時国会招集と石破政権の発足、さらには史上最短の衆院解散と総選挙へ進む中で、兵庫での立憲野党の候補者調整を断念しました。

 そのうえで、衆院選に引き続きおこなわれる前代未聞の兵庫県知事選では、国政の変革を自治体変革から波及させようという方針のもとに、「みなせんアピール」に記載のように「市民主体の地方自治」再生をめざして、中央政党の“支配”を脱した画期的な兵庫県政を実現するために地域の現場から取り組むことにしました。

 国政における「市民と野党の共闘」を推進するために発足した連帯兵庫みなせんの立場も考慮し、みなせん運動に関わってきた方々がそれぞれの地域で取り組むことを呼びかけます。
 「アピール」の趣旨をご理解いただき、10月、11月の2つの重要な選挙で前進できるように頑張りましょう。

2024年10月14日
連帯兵庫みなせん 世話人会代表 松本誠

↑タイトルバー↑をクリックすると、アピール本文 PDF版 が展開します。