2019参院選を振り返って
連帯兵庫みなせん 拡大世話人会のご案内
- 日時:8月31日(土)午後2時~5時
- 会場:神戸市勤労会館 407号室
2019年7月の参院選が終わってから1カ月余を経ました。
選挙結果は、投票率が過半数を割る戦後2番目に低いものになり、国民の“選挙離れ” “政治離れ”が顕著になって議会制民主主義の危機的状況が一層進みました。
その中で、6年半を経た安倍政権は参院議席の過半数を自公の与党で確保したものの、与党はもちろん改憲勢力全体でも改憲発議に必要な「3分の2議席」を割り込みました。立憲野党勢力も32の一人区の全てで候補者を一本化して、前回2016年並みの10議席を確保しましたが、野党各党の得票は参院選初参加の立憲民主党を除いて得票を大きく減らしました。他方、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」が驚異的な得票を得て、一躍「反安倍政権の野党共闘」の一翼に加わろうとしています。
兵庫選挙区では、連帯兵庫みなせんは昨年来呼びかけてきた「兵庫選挙区での野党議席奪還」を掲げて、野党候補の一本化に努力してきましたが、立憲民主党と共産党の候補者調整ができないまま選挙公示の段階で「共倒れを避けるために、当選可能性が高い安田真理候補に支援を絞る」ことを決定し、賛同した5党とともに「野党議席奪還」をめざしました。残念ながらいま一歩のところで及ばず、前回と同じ「野党候補の共倒れ」になってしまいました。
こうした経緯を踏まえて、来るべく衆院選に対してどのように取り組み、安倍政権の暴走を止めるかを討議したいと思います。選挙直後に世話人会を開き、選挙総括の作業に踏み出しましたが、最終的な総括と今後の方針を取りまとめる前に、幅広く意見交換する場として「拡大世話人会」を設定しました。
多数のご参集を期待しています。
連帯兵庫みなせん
代表世話人兼事務局長 松本誠