参院選、兵庫と大阪も連携して「野党候補一本化」を
両府県の市民団体が連携して実現要請へ

4月10日(日) 神戸で「討論集会」

 新型コロナ・オミクロン株の感染が高止まりしたままですが、皆様お変わりありませんか?
 7月の参院選まで、あと4ヵ月を切りました。
 通常国会の新年度予算審議の舞台は参議院に移りましたが、参院選を前にした「野党共闘」の枠組みが未だ不透明な状況が続いています。

 連帯兵庫みなせんは、昨年10月末の衆院選以降その総括議論を進め、引き続き7月参院選へ向けての取り組み方針を議論してきました。
 参院選へ向けての方針を衆院選の総括案と併せて討議する「討論集会」を、4月10日(日) 午後1時30分から、JR神戸駅北の市立婦人会館で開催します。
 集会は当初、2月下旬に開催する予定でしたが、コロナ感染症のまん延防止措置が延長されたことなどから、4月に延期しました。

 参院選の兵庫選挙区ではすでに、昨年11月に共産党が元尼崎市議の小村潤氏を擁立することを発表、2月22日には立憲民主党も兵庫県議の相崎佐和子氏の擁立を発表しています。
 すでに、自・公と維新はそれぞれ現職の公認を発表しており、過去2回の参院選で「共倒れ」に終わっている野党は厳しい選挙戦が予想されます。
 連帯兵庫みなせんは「野党議席を確実に奪還する」ことを目標にして、複数区ではあっても野党候補の一本化を政党に求めていきます。
 とくに、兵庫と同様に前回、前々回ともに野党は共倒れして選挙区の野党議席がゼロになっている大阪の現状も踏まえて、今回は大阪と兵庫を一つの選挙区と見なして野党が棲み分けてそれぞれの選挙区での野党候補を一本化することを提案しています。

 連帯兵庫みなせんはすでに、大阪府で野党共闘による候補者一本化を求めて政党等に働きかけている市民団体との協議を始めており、両府県が連携して野党議席の奪還へ取り組む方針です。
 この提案が実現できれば、両府県で野党議席を奪還できる可能性が強くなります。
 政党の都合を乗り越えて、いまこそ改憲勢力による「参院議席3分の2」を阻止するために、全力を挙げたいと考えています。
 先ずは、衆院選の総括案参院選へ向けての方針案をお読みいただき、4月の討論集会にご参集いただきますようお願いします。
 周辺のみなさんへの働きかけもお願いします。