野党候補の“一本化”進む衆院選兵庫選挙区――れいわ新選組も8区に公認候補発表

 新型コロナ感染症の拡大、変異ウイルスの広がり懸念の中で、次期衆院選挙は限りなく10月の「任期満了」に近い時期まで先送りされる可能性が濃厚になっています。
 一昨年2019年7月の参院選以来、解散・総選挙がいつ行われてもおかしくないような緊張した日々が2年近く続いてきました。五輪開催の決定や4月の衆参補選、6月の都議選と東京五輪の開催に加えてコロナ感染症「第4波」の襲来懸念などが夏まで続き、半年以上も解散・総選挙の可能性が遠のくのはここ数年で初めてのことです。

 兵庫県内の12の衆院選挙区では昨年11月までに、全ての選挙区で立憲野党が擁立する候補が出そろい、神戸市内の2区、3区を除いて10の選挙区すべてで野党候補の一本化が実現していました。
 そんな中で3月18日には「れいわ新選組」が兵庫8区(尼崎市)に元衆院議員の公認候補擁立を発表しました。複数の野党候補が競合する選挙区が一つ増えましたが、連帯兵庫みなせんは4月以降の「市民と野党の協議」の中で協議を進めていく予定です。

 各選挙区の最新状況は、3月21日発行したチラシ(PDF)に掲載していますので、ご参照ください。